私たちは、何処へ?
「聖なる予言」に続く
魂の冒険。(本書帯より)
「第十の予言」
第十の予言 あらすじと内容
ペルーから戻った私は、九つの知恵を生活の中で活かそうと試みるが、多くの場合は失敗してしまい、予言には何か決定的に足りないものがあるという確信を深めていた。
そんなある日、予言を知るきっかけとなった友人のシャーリーンが消息不明になったと知らせが入る。帰国後、自分の中で予言をうまく消化できずに、彼女には一度の連絡しかできずにいた。
彼女が残したメモの地図にインスピレーションを得て、私は再び予言を巡る旅に出る。
「聖なる予言」は冒険小説の形を取っているので、多くの小説と同じように自分にとって必要な部分を特に強く拾ってしまっていた、と、この続編を読んで気がつきました。
このシリーズが本当に伝えたいことは、一人ひとりの日常に生かせる知恵ではなく、(もちろんそれにもかなりの意義はあるけれども)、人類全体の意識に関わる覚悟なのではないかーーー。
最近もう一度この続編を読んで、そんなふうに思いました。
この本は二十年も前に書かれたものですが、今現在の世界や日本の動きに言い知れぬ不安を感じている人、何かがおかしいと思い始めている人には、(そのまま解釈する等ではなく)、非常に響くものがあるのではと思っています。
ただ、「聖なる予言」に比べると一般的ではなくなっていますので、とにかく前作を読んで面白かった方や、フリーエネルギーに興味がある方におすすめ。
「聖なる予言」第二の知恵
「聖なる予言」でも、まず最初に人類の歴史を俯瞰するレッスンがあったと思います。
今現在の人類全体が夢中になっている「物質的な豊かさと安定」は、なぜこんなにも優先されるのか。なぜ、全ての人類が、この四百年余りを「自分の生活をより快適にする」ために過ごしてきたのか。
人々を駆り立てたものはなんだったのか。
「聖なる予言」で第二の知恵を教えてくれた学者が、以下のようなまとめをしていました。…
続きは新しい「kvieteco」にて…
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